保坂不二夫氏は、カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn) 氏が進めた日産の改革の渦中にあって、その改革に大いに携わってきた方です。 保坂不二夫氏は,本学機械工学科を1973年に卒業し、日産に入社後、 主に生産技術に従事してきましたが、 日産とルノーの合弁により改革の渦中の人となりました。本講演では、 技術者として歩み、改革に携わってきた経験について紹介して頂きました。
自動車産業界での仕事のようす、改革を進める上での苦労とまた得たもの、 米国でのプロジェクト、Ford Ohio 工場でのミニバン立ち上げ業務、 フランスでの活動、これら海外勤務に伴う経験など、 これから社会人となる大学院生、 学部生の皆さんの大きな参考になったと思います。